カメラを初める際に1番悩むのがカメラメーカー選びですよね。安い価格で買えるならともかく、最近のカメラは画質、操作性、感度がどれもとにかくレベルが高いので高価です。数十万円なんてザラにあります。
そこで今回は一眼レフカメラの2大メーカーの1つ、Nikon(ニコン)について紹介していきます。
ニコンが持つ特徴や強みについて徹底的にわかりやすく紹介していきますので、カメラ初心者の方でもわかりやすい内容になっていると思います。
カメラ選びの参考にしてみてください。
カメラメーカー「ニコン」の歴史
ニコンは1917年に創立された会社で、軍艦に搭載される双眼鏡を作っていました。
カメラを作り始めたのは1946年からです。Nikonという社名は、元々は日本光学工業株式会社(NIPPON KOGAKU)という名前でしたが、その名前を略したニッコー(NIKO)をいじって今のNikon(ニコン)となりました。
経営面が不安という部分は否めませんでした。ニコンは2017年3月期の赤字額が90億円となり、約1000人のリストラをするという発表があり、一時は株価が解散価値を下回り、経営不振に陥っていたというのは記憶に新しいかと思います。
カメラ選びをする上で、経営面がしっかり安定しているかという点は非常に大事な部分です。特に一眼レフカメラは、ボディとレンズを購入する必要があり、特別なマウントを使わない限り、ボディには同じカメラメーカーのレンズしか装着することができません。ですので例えばニコンが倒産してしまったとしたら、今まで使っていたニコンのボディに対して、もっとクオリティの高いレンズが使えなくなってしまうということを意味します。
カメラの単価は高いので、せっかく大金をはたいて購入していたカメラメーカーのカメラが使えなくなるのは心苦しいですよね。
ただニコンは、2018年の決算で赤字を大きく改善しているので、ひとまずは安心といったようです。
またニコンは、CMで著名な芸能人を採用していることでも有名です。
- 小栗旬
- 本田翼
- 木村拓哉
- 松嶋菜々子
- 藤木直人
なかなかのラインナップです。個人的にはニコンはキムタクイメージが強く、小栗旬もそうですが、こういった絶大な人気俳優を起用することで、ニコンというブランドのイメージを「格好良い」ものに仕上げているのでしょう。実際カメラ初心者の方は、カメラを選ぶ際の判断基準が難しく、ブランドイメージの格好良さの部分で選ぶという方も結構多いです。
カメラメーカーニコンの特徴と強み
ニコンはなんと言っても、一眼レフカメラのシェア2位の会社ですので、ブランド力とカメラの技術力はトップレベルです。
様々なカメラメーカーが混雑する中、カメラメーカー「ニコン」としての特徴や強みは何なのでしょうか。ざっと挙げるだけでも以下のような特徴や強みがあります。
- 風景に強い
- 見たままの色をそのまま写してくれる
- オートフォーカスの精度が高い
- 頑丈で過酷な環境下でも活躍できる
- 報道機関や建築現場で使われている
ニコンが風景に強いのは有名な話で、理由としてはニコンの大きな特徴でもある「見たままの色の表現」ができるからです。またニコンの考え方の根本として、「現実を忠実に再現する」ということに重きをおいて作っているという話もあります。ですのでホワイトバランスも実物に忠実に再現されていますし、ニコンの考え方を具現化したものそのものなのです。
またオートフォーカスの精度が高いこともニコンの特徴や強みと言えます。髪1本1本も繊細に表現してくますし、写真撮影をする者にとってオートフォーカスの精度が高いことは、とてもメリットが大きいです。
こちらも有名ですがニコンはよく頑丈と言われています。それには根拠があり、ニコンは元々軍事メーカーだったということが挙げられます。頑丈なものを作らざるを得なかったのでその点に関してはエキスパートだと言えます。NASA(米国航空宇宙局)の公式カメラともなっているので信頼性は高いですね。Youtubeでは、ニコンのカメラを火で炙ったり水をかけたりしてもシャッターが切れるといった内容の動画も挙がっているくらいです。
修理でもニコンのカメラをほとんど見ないという評判があるらしく、口コミとしてもとても評価が高いようです。
報道機関や建築現場でもよく使われているカメラなので、プロからしても信頼度の高いブランドのようです。
まとめ
ニコンはカメラ業界の歴史としても、とても長い企業です。当然ブランド力も高いですし、実際に使われているカメラマンからの信頼も高く口コミでも評判は良いようです。
キヤノンでは初心者向けの一眼レフシリーズ(kissシリーズ)が人気ですが、ニコンでもD3000番台シリーズや、D5000番台シリーズが人気となっています。
カメラを始めたばかりだとどうしてもカメラの扱いが上手くないので、故障などのトラブルに遭うこともあります。そういった意味では頑丈なニコンもおすすめかもしれません。
初心者カメラマンはカメラメーカーで迷ってしまうこともあると思いますが、ぜひカメラメーカーそれぞれの特徴を理解して、自分に合ったカメラを購入してみてください。