もっと論理的に物事を考えたい。
計算能力をもっと高くしたい。
頭の回転をもっと早くしたい。
なんて悩んでいる人は多いと思います。
でも自分は文系脳だから無理かも、
左脳が弱いから期待できない
なんて考えている人は、
ぜひこの記事で
理系脳の鍛え方を参考にしてみてください。
理系脳、つまりは左脳の能力は上げることができます。
自分が理系脳なのか
文系脳なのかわからない人は、
こちらの記事を参考にしてみてください。
理系脳とは
ここで理系脳について
イマイチ理解できていない人に対して、
改めて理系脳の意味を紹介していきます。
理解している人は
飛ばしてもらって問題ありません。
ざっくり言うと、
理系脳とは、論理的かつ理屈っぽい考え方です。
自分のこだわりが強く、
専門分野に特化し、
自分が決めたことに関しては、
徹底的に深掘りしていく特徴があります。
何か問題に出くわした時、その問題の本質は何なのかを考える力を持っています。感情に左右されず、論理的に結論を出す力とも言えるでしょう。
海外の著名人だと、
世界一のECサイトAmazonを創ったジェフ・ベゾスや、SNS世界一の規模を誇るFacebook(現在の社名はMeta)創設者のマーク・ザッカーバーグなども理系脳といえます。
また理系脳の大きな特徴でもある
「論理的思考」や「計算能力」は
左脳を使うことから、
左脳を鍛えることで
理系脳が発達していくことに
繋がっていきます。
理系脳(左脳)の鍛え方
それでは実際に、
理系脳ないし左脳の鍛え方について
深掘りしていきましょう。
左脳を鍛えるには、
とにかく左脳を使うことが一番重要になってきます。
左脳を酷使することで、
脳の神経回路が繋がっていき、
頭の回転も早くなっていくのです。
理系脳(左脳)の鍛え方1.プログラミングをやってみる
プログラミングは、
制作物全体の構成を考えた上で、細かいパーツ部分を組み立てていくという、まさに理系脳のような考え方を使っていく作業です。
構成を考えていきながら、
どこに何を行わせるかという部分も
同時に理解しながら進めないといけないので、
嫌でも論理的に考えるクセが付きます。
実際にプログラミングを行っている
あなたの周りのエンジニアにも、
理屈っぽく頭の回転の速い人は多いのではないでしょうか。
プログラミングと聞くと難しいイメージで敬遠してしまう人も多いかもしれません。
ただ一言にプログラミングと言っても種類は豊富で、素人でも簡単に始められる言語はたくさんあります。
中でも一番オススメできる言語がPythonです。
Pythonは直近人気急上昇のプログラミング言語で、初心者でも学びやすく、かつ様々なサービスにも使われているので、実用性や理解のしやすさでも非常に優秀な言語です。
皆さんも普段からよく使っているような、YouTube、Instagram、EvernoteなどにもPythonは使われています。
参考書は書店にたくさん並んでいるので、
ご興味があれば読んでみても良いかもしれません。
あと子供のうちに理系脳を鍛えたいのであれば、知育玩具もオススメです。
論理的に考えられる力が必要になってきますが、知育玩具でも特にレゴはそこが顕著です。レゴが世界中の教育機関で使われている実績や、長く親しまれている理由もそこにあります。
子供は飽きやすいので、楽しみながら学べるというのも大きなメリットではないでしょうか。
理系脳(左脳)の鍛え方2.最新の機器に触れる
理系脳の特徴として、
新しいものや、1つのものに対して
調べて深掘りしていく傾向があります。
普段から使っているスマートフォンだったり、
PC、家電に対しても、
新しいものが発売したら、
まずは興味を持ってみる。
その気持ちが、
何か新しいものを生み出していく理系脳にとって大事な考え方となります。
最新の機器を買うのは
ちょっと金銭的にハードルが高いという方でも、
最新の情報に対してアンテナを張っておくことはお金をかけずともできます。
今何が流行っているのか、
どんな家電やモノにニーズが集まっているのか、
普段からアンテナを張って
常に考えながら情報収集するだけでも
理系脳に近づいていくことになります。
理系脳(左脳)の鍛え方3.数学の問題を解く
これはもうストレートな方法ですが、
論理的かつ計算高い左脳になりたいのなら、
数字に強くなるというものです。
とは言っても文系脳の方は、
数字に対してアレルギーのようなものを
感じてしまう方も多いと思います。
自分も気持ちは痛いほどわかります。。
いきなり中学高校で習うような
小難しい数学に触れていくよりは、
2桁の掛け算や確率の法則、割引などの、
日常でも使いそうな部分から、
頭で慣れていくのでも良いでしょう。
理系脳(左脳)の鍛え方4.論文を読み漁る
理系脳の特徴の1つとして、
「論理的」と説明しました。
頭で論理的に考えるというのは、
想像している以上にとても難しい作業です。
そこで、結論までの道筋を
体系的に作られている論文が登場してきます。
論文の特性上、
結論や主張を伝えるために、
論理的かつ説得力があるように順序よく説明していきます。
文章がしっかり整っている論文を多く読んでいくことで、あなたの頭の中も論理的な考え方に変わっていきます。
論文だとハードルが高いという方は、書籍でもOKです。
どんな本でも文章の構成は整えてあるので、
内容の流れを理解し、
論理的に話をするということがどんなことなのかも理解できるようになります。
他には日記を書くこともおすすめです。
日記を書く際、
その日にあったことを時系列で思い出しながら
書いていくことになると思いますが、
この書き方を続けていくことで、
論理的に順序よく話を構成していく能力が作られていきます。
理系脳(左脳)の鍛え方まとめ
いかがでしたでしょうか。
理系脳ないし左脳を鍛えると言っても、
方法はいくつもあります。
こういうものは
少し実践してすぐに変化するものではないので、
いかに日常の習慣に定着させ、
いかに長く継続していくかが大事になってきます。
また、論理的かつ計算高い理系脳になることで、
頭の回転が早くなり、
利口的に見られるメリットは確かにありますが、
その分、理屈的になり過ぎて、
周りの人に敬遠されてしまうようなことには
注意したいですね。
論理的な考え方は、
表現を間違えると、
周りからすると煙たかったり、
近寄りにくい存在にもなります。
理系脳をひけらかすのではなく、
ビジネスシーンや問題解決時に
上手く利用することが、
周りからしたら心強かったり頼りにされたりします。
まずは面白いことにはアンテナを張って、
何事にも挑戦してみるクセを付けてみることから始めてみてはいかがでしょうか。