計算を早くするには、たった3つの方法を実践するだけ!

計算を早くするには、たった3つの方法を実践するだけ

日常の中で、ちょっとした計算をするシーンって結構ありませんか?

スーパーでの”2割引”や”30%オフ”。

ビジネスシーンでは、売上などの数字を求められる場面は多いですし、上司に聞かれてパッと数字を計算して出せたら、あなたへの印象も変わってきます。

計算を早くするためにどうすればいいか、実際にどんな練習をすれば良いのかという部分は、実はとても簡単なんです。

かなり目からウロコのノウハウをご紹介します!

計算を早くする方法① だいたいで計算

計算を早くする方法① だいたいで計算

いきなり「だいたい」という言葉が出て驚いた方もいるのではないでしょうか。でもこれは、計算を早く行う上でとても本質をついている考え方です。

計算をする上で、根本的に頭に入れておきたいのは、「楽をしよう」ということです。

計算の得意な人ほど、楽をするために、一番近い最短の計算方法で解いていきます。

では具体的に例を出していきます。

例)37 + 82 = ?

こちらの答えはいくつになるでしょうか。119ですよね。
「だいたいにする」というのは、このそれぞれの数字をわかりやすい区切りの良い数字に変えてしまいましょうという意味です。

37は40にして、82は80とします。
40+80=120になります。
ここまで10の位が揃っていると計算も楽ですよね。それでは最初に足し引きしておいた数字を、120から計算してみましょう。

37には本来は存在しない3を足していたので、−3ですね。82からは存在していた2を引いていたので、+2ですね。だいたい計算後の120から(−3+2)を足し引きしてみましょう。

120−1で答えは119になりますね。

今回は問題が簡単でしたから、
割と早く計算できたかもしれませんが、慣れてくればもっと桁数の多い数字でも計算は可能になりますよ。

徐々に計算レベルを上げていきますよ。

計算を早くする方法② 補数をたくさん覚える

計算を早くする方法② 補数をたくさん覚える

補数とは、以下のような意味です。

和が一定の数Aになる二つの数があるとき、その一方の数を他方の数のAに対する補数という。

デジタル大辞泉参照

例えば、17の数字を作る時に、9があるとすれば、8が補数となります。こういった補数の練習をしていくことで、頭の中のレパートリーが増え、瞬時に答えを出すことができ、正確性を増していきます。

ではどんな補数を練習すれば良いのか。
以下を参考にしてみてください。

●10になる補数……1と9、2と8、3と7、4と6、5と5
●15になる補数……1と14、2と13、3と12、4と11、5と10、6と9、7と8
●15の倍数(これを覚えておくと、15分の2倍は30分、4倍は1時間……を素早く理解できます)
●25の倍数
●45の倍数
●2の累乗……2、4、8、16、32、64、128、256、512、1024(このあたりまで)
●3の累乗……3、9、27、81、243、729(このあたりまで)
●1/8=0.125
●3/4=0.75

URL:https://dual.nikkei.co.jp/article/030/67/?P=2

10と15の補数であれば、割と簡単に覚えられますし、自然に頭にある人もいるのではないでしょうか。

その次の15の倍数は日常でも結構使用する機会が多くなってくるでしょう。例文にもあるように、時間の計算をする際にも有効活用ですし、商品の値引きを計算するシーンでも活用することができます。

覚えていると得する場面も多いでしょう。

計算を早くする方法③ 計算結果のパターンを覚える

計算を早くする方法③ 計算結果のパターンを覚える

計算が早い人の特徴として、計算結果の答えをパターン化していることが多いです。

計算が遅い人は、地道に数字をコツコツと計算している人も多いのではないでしょうか。”35×9”という計算であれば、”35+35+35…”など。さすがに一つずつ計算するのは大げさかもしれませんが、パターン化して覚えていないということは、この計算方法を使っているのに等しいのです。

このパターンを覚えるのは計算の練習が不可欠です。そして覚えた計算パターンを状況に応じて、頭から引き出していくのです。ここまでのスピードが早い人が、”計算を早くする人”になるのです。

計算結果のパターンを覚える方法は、日常にありふれています。

ショッピングで値引き商品を計算したり、車を運転している時には、前方のナンバープレート(46−49)を計算(46×49=?)してみましょう。

計算する癖がついてくれば、必然と計算能力は上がってきますし、計算するスピードも上がっていきますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。
計算が苦手な人と、得意な人の差というのは、頭での考え方の違いだけなのです。

「計算が苦手だから」
「文系だから」
「数字が嫌い」

なんて考え方は今すぐ捨てて、自分が考えている計算への苦手意識を早急に失くすことからスタートしてみましょう。

計算が早いだけで、あなたへの評価は格段とアップすること間違いないでしょう。