カフェと本屋が併合している店舗。それがブックカフェです。
「本を読みながら美味しいコーヒーを飲める」読書やコーヒー愛好家からすると夢のような場所です。
今回はそんなブックカフェをより生産的に活用できる方法を紹介していきます。
この記事を読むことで、今よりもブックカフェを何倍も楽しむことができ、勉強や仕事の生産性も上がること間違いなしです。
ブックカフェの計り知れないポテンシャル
冒頭でブックカフェについて簡単に紹介しましたが、ブックカフェといっても種類は様々で、
- 個室で利用できる
- 宿泊できる
- ホテルに併設されている
などなど、種類の幅はとても広いです。
日本で一番店舗数が多く、よく使われるメジャーな店舗としては、スターバックスコーヒー(以下スタバ)とツタヤ書店の併設店舗かと思います。
スタバのコーヒーや空間を好きなファンも多いですし、ツタヤのような書籍の種類が豊富な店舗も読書好きからすると嬉しいところです。
読書やコーヒー好きにとっては本当に楽園のようなサービスです。
徐々に店舗数は拡大しているので、今後さらに増えていくでしょう。
そんな魅力たっぷりのブックカフェの超生産的な活用法について、以下説明していきます。
1.ブックカフェで運命的な本との出会い
ブックカフェの大きな特徴として、売られているほとんどの書籍が読み放題という点があります。普段購入して読まないような文庫から雑誌までジャンルは幅広いです。
どこの店舗もだいたい「同時に3冊までの利用」という制限はあるものの、読み終わればまた他の書籍を読めるので、読書好きにはたまらないサービスです。
好きなジャンルの本を読む時間に使われても良いと思います。
ただ今回紹介したい方法は、「あなたとの運命的な本を探す方法」です。
普段みなさんが本屋へ行って書籍を吟味する際、立ち読みでパラパラと読む程度で購入される方が多いように思います。
それでも良いのですが、せっかくブックカフェに来て、美味しいコーヒーとゆっくりできるテーブルがあるので、あなたにピッタリな書籍をじっくりリサーチしてみましょう。
最終的には、運命的な出会いをした本を購入し、好きなカフェやお家でゆっくり読むことができるので、二度美味しい体験をできます。
見つけ方の手順は以下の通りです。
- 興味のありそうなタイトルの書籍を見つける
- 目次を確認して、どんな内容なのか全体を把握する
- 求めている内容であれば手に取る
- 制限の3冊(店舗による)を手に取ったら座席で流し読み
ここで一番気をつけてほしいのは、4の流し読みです。
普段、本はじっくり最後まで読まれると思いますが、ここでは流し読みを推奨します。なぜなら、じっくり読むのは運命の出会いをした本のみで良いからです。
一概に本と言っても、当たり外れがあります。これは「内容的に面白くなかった」という意味もありますが、読む「タイミングが今ではなかった」という意味合いもあります。
その上、本は分厚いものが多く、1冊読むのに大量の時間が消費されます。時間を掛けて読むのは運命の本だけで良いです。
それ以外の本に時間をかけるのは生産性という観点からも、時間の浪費となってしまいます。
幸い購入していない本なのでお金はかかっていません。自分に合っていないと感じたら、気軽に読むのを辞めましょう。その時間を運命的な出会いをした本に使ってあげることが、一番効率的な時間になります。
2.実質無料の書籍たち
書籍を購入しようと思ったら1冊1,000円以上します。
ただブックカフェを利用することで、約1,000円(コーヒー代350円+交通費)ペイできる計算なので、1冊読めば元を取れますし、2冊目以上は無料で読めるようなものです。
つまりコスパに関して言えば、書籍を読めば読むほど得するので、速読能力も高ければ高いほど、比例してお得になっていきます。
ただ1冊読むだけでも、美味しいコーヒーと優雅な時間を手に入れられるので、それだけでもメリットは大きいと言えます。
余談ですが、もっと書籍をコスパ良く読みたいという方に、ちょっとした小技をお伝えしますね。
それはAmazon Primeの加入です。
Amazon Primeに加入することで、Prime readingというサービスを使うことができます。Prime readingというのは、Amazonに販売されている1200冊以上の電子書籍を無料で読み放題になるサービスです。
さらにAmazonが提供しているサービスで、Kindle Unlimitedという読み放題サービスもあります。こちらは月額980円で、同じくAmazonで販売されている電子書籍を読み放題となるプランです。違うのは電子書籍の冊数で、実に200万冊以上あります。
活用方法としては、読みたい本があったら欲しい物リストに突っ込んでおくだけです。あとはKindle Unlimited対象の書籍が溜まってきたら、月額契約して読むだけです。
たった980円なので、ブックカフェ同様、1冊以上読めば元を取れ、2冊目以降は無料みたいなものです。是非活用してみてください。
3.集中できる環境で生産性爆上がり
ブックカフェは読書をする環境が整っています。
というのも、ブックカフェに来店されるお客さんの目的の大半が読書だからです。
静かに本を読みたいという人ばかりなので、一般的なカフェよりも静かな印象です。
そのため読書や勉強、仕事に集中できて、生産性もかなり上がります。
更に周りで同じ様に勉強や仕事をしている人がいるので、自分も頑張らないと、というモチベーションにも繋がります。
まとめ
ブックカフェのポテンシャルは相当高いです。その証拠にツタヤとスタバが、ブックカフェの上位互換として「シェアラウンジ」というサービスも開始しています。
これは静かに勉強や仕事をできる環境を有料で貸し出すサービスです。もちろん書籍も読み放題です。
またドリンクやお菓子、パンなどの軽食も食べ飲み放題となっているので、特別な空間で作業をしたいという方にはとてもオススメできるサービスです。
読書するメリットは言わずもがなですが、どうせ読書をするのならコスパ良く、作業も捗る環境が一番ですよね。
この記事を読む前よりも、ブックカフェについて少しでも知識がアップデートができていると嬉しいです。
ではまた。