こんにちは。
kuromaruです^^
Twitterでも共有しましたが、私、2023年度の社会保険労務士(以下、社労士)の資格を受けようと決意しました。
明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします!今年は4つの目標を目指して
1年頑張ります^^★2023/8 社労士資格合格
★2023/12 Youtube登録者200人
★2023/12 筋トレ継続
★2023/12 Twitterで交流を増やす初見さんも気軽に絡んでください^^@Self_spec #新年の挨拶 #社労士 pic.twitter.com/1Qur5MG1ke
— kuromaru | 大人の仕事術 (@Self_spec) December 31, 2022
こちらの記事では、今回社労士資格を取ろうと決意した経緯、またサラリーマンの自分が資格を取るべきメリットも洗い出しました。
記事を読んでいただき、これから社労士資格の受験を検討している皆さんの参考に少しでもなればと思い、シェアさせていただいた次第です。
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社労士の資格を受けようと考えるまでの経緯
そもそもですが、本業はIT企業で労務の管理職をしている人間でして、「労務は勉強しないとなー」なんて考えはずっと頭の中にありました。
あっただけで行動に結びついていなかった状況でした。
ただ自分も30代の良い年齢なので、国家資格の一つも持っておかないと先が不安だなと思い始めたのが2022年の暮れです。
ちょうど2023年の目標をどうしようか考えていた時期と重なったこともあり、動き出すタイミングとしては悪くなかったと思います。
ただやはりそこは現金な人間なので、馬にぶらさげるニンジンのごとく「メリットがないと動きたくない」という打算的な人間でもあります。
「社労士の資格って実際問題、メリットあるの?」
FP3級は持っていますが、必要勉強時間150時間のFP3級と比べれば、社労士の難易度が高いのは目に見えていますし、覚悟する必要はあると感じていました。
中途半端な気持ちでスタートするには荷が重いですし、背中を押してほしいという気持ちがあったのも事実です。笑
そこでメリットリサーチのはじまりです。
社労士の資格を受けるにあたっての前提条件
社労士資格のメリットをリサーチするにあたって、最低限クリアしたい前提条件を考えました。それが以下の内容です。
- 働きながら勉強できる
- 1年で資格を取れる
- 将来性がある
あくまで主観的な最低限の条件です。詳しく見ていきます。
1.働きながら勉強できる
サラリーマンである以上、勉強時間にも限界があります。
そのため、「働きながら学べる」という資格だと非常にありがたいなと思いました。
幸いにも本業が労務業務なので、これ以上の条件にマッチしている職種はないでしょう。
難なくクリアです。
2.1年で資格を取れる
社労士資格の合格に必要な勉強時間は1,000時間と言われています。いきなり曇天です…。
この考えが始まったのは2022年の12月中旬。
もう既に試験まで9ヶ月を切っています。笑
幸先不安ですね。言うても国家資格ですし、気軽な気持ちで受けられる資格ではないということを再認識…
うーん、悩みましたが一旦保留ということで他の項目を見ていきましょう。
3.資格の将来性がある
こちらの項目は資格を取る上でどの資格でも検討されるかと思います。
その資格を取ることで将来的にどんな恩恵を受けられるのか。
当然です。転職でのアピールや実務で活きなければ、ただの資格コレクターになりかねません。
社労士に関して言えば、政府が電子申請を推進しているため、社労士業務の一部も影響していくという意見があります。
ただ一方で、ここ数年の働き方改革により労務への注目度も高まっているため、需要が落ちていると一概には言えません。
ほ、保留。。
なるほど。。。
ハッキリ言ってパーフェクトなクリアとは言えませんが、最終的にはメリット次第だなと思い、メリット収集に踏み切ります^^
サラリーマンが社労士の資格を取るメリット
結局は損得な人間ですので、メリットが多ければ資格取得に向けて動き出すことになるでしょう。
ということで、前置きが長くなってしまい恐縮ですが、以下のカテゴリ毎にメリットを挙げました。
- サラリーマン視点のメリット
- 副業視点のメリット
- その他の資格取得メリット
サラリーマンとしてのメリットはもちろんですが、副業も検討しているのでサイドビジネス的な視点でのメリット、あとは個人的なメリットの3つのカテゴリで紹介していきます。
社労士資格の取得を検討している方の参考になれば幸いです。
サラリーマン視点のメリット
この記事を読んでいる方の大半がサラリーマンだと思うので、こちらのメリットが1番気になるところだと思います。
以下の内容になります。
- 会社での評価が上がる
- 労働者側としてのリスクヘッジ
- 転職時のアドバンテージ
それぞれ説明していきます。
1.会社での評価が上がる
先程もお伝えしたとおり、社労士資格は国家資格の難易度が非常に高いです。
合格率は毎年平均6%前後(令和4年度は5.3%)です。50名の教室で一緒に受験した人がいたら、3名しか受からない計算です。末恐ろしい。
そんな難易度の高い資格なだけに、受かった時の持ち上げられ度は高いでしょう。
労務に携わっていない限り、評価には直接的な影響はありませんが、間接的には、「努力できる」「デキる人間」という印象は残るでしょう。
ここらへんは本業が労務に携わっている人は、特にメリットが大きいと思います。
2.労働者側としてのリスクヘッジ
社労士の知識を持つということは、労働者側としてはリスクを回避することに繋がります。
働き方改革が進んでいるとはいえ、現状もブラック企業というものは消えていませんし、いつ自分がそういった仕事場で働くかもわかりません。
人事視点でお話すると、面接ではホワイトな企業をうたっていて、いざ入社してみるとなかなかのブラックだったという話はよく聞きます。
働いている職場での労務はしっかり整備されているのか、自分の目で確認できて判断できるのは大きなメリットだと言えますね。
3.転職時のアドバンテージ
こちらは「労務関連の職種」へ転職する前提の話ですが、転職時にはとても大きな強み(アドバンテージ)になります。
労務に関連した職種への転職でないにしても、1で説明した通り、資格としての難易度は折り紙付きなので、面接時の人柄としての評価は高いです。
自信を持たせてくれる資格だと言えます。
副業視点のメリット
次に副業視点のメリットの紹介です。
- 独立開業ができる
- 権威性がある
- 副業に活かせる知識
最近は多様性のある働き方が主流となりつつあります。
そのため副業を認めている企業も多いです。
この記事を読んでいる方でも副業を検討している方も多いのではないでしょうか。
1.独立開業ができる
大阪大学が出しているデータ「専門士業の『専門性』形成のモデル構築:社会保険労務士を手がかりとして」によれば、社労士として働いている方のうち、開業社労士(副業も含む)の割合が85%という結果が出ています。
それだけ開業社労士として働いている方が多いというのが現状です。
サラリーマンとして社労士に従事している勤務社労士と違い、利益はそのまま事業主である開業社労士に入ってくることを踏まえると、副業としてのメリットは非常に大きいでしょう。
2.副業に活用できる権威性がある
社労士資格の難易度は高いため、「社労士資格取得」というブランド価値を得ることができます。
その権威性を元にSNSやネットで認知度を広げていき、副業にしていく手もあります。実際Youtubeを見てみても、Youtuberとして活躍されている社労士さんは多くいます。
副業の足がかりとしては大きなメリットと言えるでしょう。
3.副業に活かせる知識
合格を目指して勉強した知識は当然無駄にはなりません。
先程の話にも繋がりますが、専門知識があれば、その情報をSNSやネットで発信することでお金にも繋がっていきます。
知識をどう活かすかはビジネス全体の話に広がってくるのでここでは割愛します。
ただ副業を検討する際の選択肢が広がることは間違いありません。
その他の資格取得メリット
最後のメリットですが、完全に個人的なお話です。
自分は昔から法務に興味があり、高校生時の進路相談でも法律関係の道は悩みました。
ただ、法関係の資格はどれも難易度が非常に高いです。
社労士も決して難易度が低いとは言えませんが、他の弁護士や司法書士と比較すれば、まだ手の届く距離だと思います。
法律に携わりながら仕事をできるという点では個人的に非常にメリットを感じました。
当然、資格取得のデメリットもあります
メリットばかりの紹介でしたが、最後にデメリットも少々。
社労士資格に合格してもすぐに社労士になれるという訳ではありません。
2年の実務経験が必要です。
ただこの2年というのは、試験の合格前後は問われませんので、現状労務業務に従事しているのであれば、そちらも加算されます。
あとは「社会保険労務士名簿」というものへ登録が必要で、その費用(3万円+年会費+入会費など)が発生します。
合格してしまえばそんなにデメリットに感じないかもしれませんが。
まとめ | 社労士資格は取ろう!
社労士資格のメリットはいかがでしたでしょうか。
自分の結論としては、上記のメリットに納得できるなら社労士資格は取ろう!です。
散々メリットを挙げてからの精神論で恐縮ですが、一番のメリットは「感謝される仕事」ということも最後に付け加えておきます。
サラリーマンとして勤務社労士に従事しても、副業として独立開業するにしても、感謝されるタイミングが非常に多いように感じます。
実際、自分の会社と顧問契約している社労士さんに対しても、日頃から感謝しかありません。
本来はこういう「人に感謝されるのがやりがい」で資格取得に踏み切るのが1番立派な決意なのかもしれません。笑
ただ、せっかく苦労して取得した資格を、権威性だけに終止するのは非常にもったいないことです。
知識もしっかり活かせるような仕事や副業を行っていくことが、1番の社労士資格の取得メリットではないでしょうか。
社労士受験を検討している方の、少しでも参考になれば幸いです。